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2019年10月19~20日、台湾、台北市松山文化創造センターにて行われたアジア自動車塗膜研磨競技大会の技術顧問としてお招きいただいた、 第1日目 10月19日(土)の予選の概要を報告します。

1日目予選  10月19日(土

競技内容:トヨタ202ブラック(Dupontの塗料とクリヤ)を塗布したボンネットに当てた、400番と1000番のペーパー目を磨いて消し、仕上げます。ポリッシャ、バフ、コンパウンド、ライトなどは何を持ち込み、何を使っても自由です。 

塗装ボンネットは一人一枚づつ、50枚用意されました。

競技時間: 40分間で、研磨仕上げをします。(拭き取りはしなかったと思います。)

評価方法: ①1枚のボンネットに対して、審査員3名が、IPAで脱脂後、強いライトで目視にて、ペーパー目、バフ目、傷が残っていないか、オーロラが発生していないかを確認・評価します。   ②あらかじめ測色計にて計っておいたそのボンネットの、塗料の塗布後の定点の色(a*b*)と、研磨後の色差を計測し、少ない方が良いと評価されます。

           

結果:予選を通過した、9名が決勝に進出しました。

 

2019」という文字が 型枠の上から、400番のペーパーの傷で、

描かれているのが分かります。

 

午前の部と午後の部で、25人づつ分かれて、競技をしました。

 外資系補修塗膜に400番のペーパーはキツ過ぎます。傷が深いだけでなく、1本の線傷の幅も広いので、研磨力の良好な細目のコンパウンドでないと、消せません。 後から、結果を聞きますと「消せていない競技者も結構いた」、とのことでした。

 

ボンネットを置いたら、レーザーで測色ポイントが示される仕組みです。

素晴らしいです。

1つのポイントを20回計測して、集計します。多くの人が手分けして

頑張りました。

予選通過選手と、日本からの審査員です。 私も一緒に写らせてもらいました。

大事にしていただき、身が縮む思いです。 体形は別ですが、、、、